一例として、大手製造業のオフィスおよび工場の日常清掃の流れをご紹介します。
日常清掃スタッフの仕事の流れ
勤務開始は8:00から。少し前に出勤して、スタッフ専用控室で制服に着替えます。
最初に向かうのはオフィス棟の事務所。体育館ぐらいある広いフロアを4人で清掃します。音の出ないローラーブラシ付きの手押しスイーパーで床をキレイにしたり、共用の打ち合わせテーブルを拭いたり。事務所で仕事をしている工場の社員さんたちへのあいさつも大切です。
フロアごとに手分けして共有部分の清掃を行います。エントランス、階段、エレベーター、更衣室の床のホコリ取りなど。毎日行う場所と週1回行う場所があります。
敷地内に何棟かある工場棟に手分けして向かい、階段やトイレなどの清掃を行います。日常清掃は「キレイを維持する掃除」がメイン。洗面台の水しぶきなどを拭き取り、汚れがたまらないようにします。
控室でお弁当を食べたりしてゆっくり休みます。
勤務が午前中までのスタッフはここで帰宅します。
オフィス棟の給湯室及び各トイレの洗面台の清掃を行います。工場の社員さんたちがお昼休みに利用したあとの水滴などをキレイにします。
道具の片付けや点検を行い、着替えて帰宅。
いつも定時でしっかり帰れます。
緑化スタッフの仕事の流れ
施設に設けられた緑地の手入れや管理を行う、緑化スタッフの仕事の流れを紹介します。
緑化スタッフは4名ほどが1チームになって仕事をしています。日によって向かう施設が異なるため、まずは会社に集合。作業着に着替えて、道具を車に積み込み、出発です。
その日の作業場所を確認してから、ミーティングで担当分けを行い、手順や注意事項などをお伝えします。
主な作業は、機械や手作業による除草、庭木の剪定など。必要に応じて、木の伐採や薬剤の散布なども行います。
屋外の作業ですので、途中で10~20分の小休憩を取ります。
ドリンクを飲んだり、仲間同士で雑談したり、和気あいあいと過ごしています。
昼休憩は1時間。現地で昼食を取りながら、各自ゆっくり過ごします。
午前と同じように、その日の担当作業を行います。
午後にも1回、小休憩があります。
日が落ちる前に作業を終え、片付けをして会社へ戻ります。
除草した草や刈り取った枝などはパッカー車に積み込みます。
17時前には会社に到着するので、道具の片付けや翌日の準備を終えたら、ほぼ定時で帰宅できます。